「思考を手放す」なんてできるか!?


「思考を手放す」

よく聞いたり、言ったりする言葉です。


私たちには頭があるし、考えることなく生きることなんてできるわけない。


それは、その通りです。


ただ、ほぼ100%の現代人は、考え過ぎの状態なのです。

例えるなら、パソコンのソフトやアプリが、いくつも立ち上がったままで、冷却ファンがブワンブワン回っている状態。


経験ないですか?スマホチェックしたら、裏画面でアプリがたくさん立ち上がったままで、めちゃ電気が消耗してたこと。


今必要ないソフトやアプリを閉じることで、スマホの負担が軽くなります。


それが、心がクリアになる状態です。


呼吸を丹田に通すことで、たおやかに動くことで、アプリが自然とシャットダウンされていきます。


大脳が発達した人類にとって、思考は自然な営みですし、本来生産的な活動のはずなのですが、私たちは"考え過ぎ"、"思考のワナ"にはまっています。


とりわけ精神的なストレス、心の傷、トラウマを解消するときには、その原因を分析的に探っていくよりも、アプリをシャットダウンしていくことです。


ただし、どんなアプリが立ち上がっているのだろうか?、どのアプリをシャットダウンしたらよいのだろうか?を考え始めないように 笑


ただただ、呼吸に乗って丹田を目指していくのです。


私たちの中にある氣が、不要なアプリを止めてくれます。


思考を手放すとは、まず、そういうこと。